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この記事では、IOSTネットワークでのノード投票において、投票先ノードの年利の計算方法をご説明いたします。
「ノード投票はしたことがあるけど、どのノードに投票すれば良いか分からないな〜」
そういった方に役立つ記事になれば幸いです。
「そもそもノード投票って何?」という方は、まずは以下の記事を読んでください。
それでは早速、簡単に年利を計算する方法(低精度)と、少し複雑な年利の計算方法(高精度)をそれぞれ説明をしていきます!
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年利の計算方法(簡単だが低精度)
まずは、ノードの年利を簡単に計算する方法(計算というか確認するだけ)を説明いたします。
IOSTSCANにアクセス
まずは、IOSTのブロックチェーンエクスプローラー「IOSTSCAN」にアクセスし、「Producer Vote」タブをクリックしてください。

ノードの年利を確認
すると、投票先のノードが一覧表示されます。
実はすでに「Annualized Forecast」という列に、想定年利が書かれています。

例えば、ノード「OKCoinJapan」であれば想定年利は「6.05%」、つまり100万IOSTをOKCoinJapanに投票すれば、一年間で60,500IOSTが貰えますよ〜、といった具合です。
計算せずに、各ノードの年利を簡単に確認することができます。
ただし、残念ながら、この数値の精度はあまり高くありません。
そのため、以降では、少し複雑ですがもっと高い精度で年利を計算する方法を見ていきます。
年利の計算方法(複雑だが高精度)
IOSTSCANにアクセス
先ほどと同様、IOSTのブロックチェーンエクスプローラー「IOSTSCAN」にアクセスし、「Producer Vote」タブをクリックしてください。

年利を計算するノードを選択
投票先のノードが一覧表示されますので、その中から、年利を計算したいノードをクリックしてください。
今回は、「StakeBowlNode」というノードを例に説明をしていきます。

総獲得投票数を確認
すると、以下のような画面が表示されます。

赤枠で囲った部分にこのノードの総獲得投票数が表示されています。
「StakeBowlNode」は、合計200M(200,000,000)IOSTの投票を獲得していることが分かりますね。
年利を計算する際にこの数値を使うので、メモしておいてください。
報酬分配実績を確認
次に、このノードは、ノードへの投票者に対してどの程度報酬を分配しているかを確認していきます。
画面を下にスクロールし、「Dividend Records」タブをクリックすると、以下のような画面(投票者への報酬分配実績)が表示されます。

年利の計算に必要となる項目は赤枠で囲った3つの部分です。
- Category:
分配された報酬の種類が表示されています。
「CandidateWithdraw」は投票報酬を、「TopupVoterBonus」は貢献報酬を意味します。 - Time:
報酬の分配が行われた日時が表示されています。 - Amount:
分配された報酬の量が表示されています。
投票分配実績をもとに年利を計算
それでは最後に、投票分配実績をもとに年利を計算していきましょう。
まずは一日当たりの分配量を求めましょう。
以下画像の通り、このノード(StakeBowlNode)は、投票報酬を毎日分配していることがわかります。

毎日分配をしているので、直近の「19.22K(19,200)IOST」を1日当たりの分配量としましょう。
つまり、このノードからは1年間でおおよそ、19,200IOST × 365日 = 7,008,000IOSTだけ、投票者へ分配されることになります。
よって、この分配枚数(7,008,000IOST)をこのノードの総獲得投票数(200,000,000IOST)で割ると年利が求められますね。
7,008,000 ÷ 200,000,000 = 0.03504 ≒ 3.5%
このノードの年利は3.5%になります。
簡易的な求め方だと6.05%となっており、結果が大きく異なりました。
正確な年利を求めるには、やはりこの方法で計算することをお勧めいたします。
最後に
今回は、投票報酬のみを毎日分配しているノードを例に解説をしましたが、貢献報酬を分配していたり、定期的に報酬を分配しているノードについても、同様の方法で年利が求められます。
まずは、一日当たりに分配される報酬の量を求めることがポイントです。
例えば、7日ごとに報酬を分配しているのであれば、直近の分配量を7で割った値が、1日当たりの報酬の量になります。
いろいろなノードの年利を計算してみてください。
(年利10%を超えるノードもいくつかありますよ!!)