仮想通貨IOST(アイオーエスティー)とは?特徴や将来性、購入できる取引所を解説

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IOST(Internet of Services Token)は、高いセキュリティと高速なトランザクション処理能力を持つ、分散型アプリケーション(Dapps)の開発が可能なブロックチェーンネットワークです。

クレジットカードと同様のレベルで、ブロックチェーン技術が様々なサービスで活用されることを目指し、2018年にJimmy Zhong氏によって開発されました。

この記事では、IOSTの概要や特徴だけでなく、具体的な購入方法や対応ウォレット、将来の展望について解説いたします。

IOSTの概要

通貨名IOST(アイオーエスティー)
シンボルIOST
誕生2018年1月
メインネットのスタート2019年2月
コンセンサスアルゴリズムProof of Believability(PoB)
発行可能上限900億IOST
流通供給量*192億IOST
価格*1.80円
時価総額*約384億円(260位)
公式サイトhttps://iost.io/iost
公式SNShttps://twitter.com/IOST_Official
ホワイトペーパーhttps://whitepaper.io/document/28/iostoken-whitepaper
*2024年3月5日時点

IOSTの特徴

そもそもIOSTとはどのような仮想通貨(暗号資産)なのでしょうか。

以下5つの特徴について、一つずつ解説をしていきます。

  • 次世代のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Belevability(PoB)」の採用
  • 効率分散型シャーディング(EDS:Efficient Distributed Sharding)の採用
  • マイクロステートブロック(Micro State Block)の採用
  • 分散型アプリケーション(DApps)の開発が可能
  • スマートコントラクトの開発言語に「Javascript」を採用

次世代のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Belevability(PoB)」

IOSTが採用している次世代のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Believability(PoB)」は、従来の「Proof of Work(PoW)」や「Proof of Stake(PoS)」といったアルゴリズムと異なり、ネットワーク内のノード(参加者)の「信頼度」を基に機能します。

信頼度の高いノードがブロック生成の機会を多く得られるよう設計されているため、攻撃や不正行為に対する耐性が強く、ネットワーク全体の安全性を保つことができます。

信頼度は、各ノードのIOST保有量だけでなく、評判や過去の貢献度などを基に総合的に算出されるため、小規模なノードもブロック生成が可能になり、ネットワーク全体の分散化と非中央集権性を実現しています。

PoBの詳細については以下記事でまとめておりますので、ご参照ください。

効率分散型シャーディング(EDS:Efficient Distributed Sharding)


IOSTは、スケーラビリティ問題を解決するため「効率分散型シャーディング(EDS:Efficient Distributed Sharding)」という技術を取り入れています。

シャーディングとは?
複数ノードをグループ化した「シャード」という単位でトランザクションを並列処理し、ブロックチェーンネットワークのスケーラビリティ問題を解決する技術のこと

従来のシャーディングは、どのようにノードをグループ化するか(どのようにノードをシャードへ割り当てるか)が課題となっていましたが、EDSは、DRP(Distributed Randomness Protocol)という独自のプロトコルで、ノードをランダムに振り分けることで、この課題を解決しています。

EDSにより、以下2つを実現しています。

  • スケーラビリティ問題の解決
    ネットワークの成長によるパフォーマンスの低下を最小限に抑えることができ、大量のトランザクションを処理することが可能
  • トランザクション処理の高速化
    1秒間で最大8,000件のトランザクションを処理することが可能

スケーラビリティ問題の解決とトランザクション処理の高速化により、結果としてネットワーク手数料の削減にも繋がっています。

マイクロステートブロック(Micro State Block)

IOSTは、「マイクロステートブロック(Micro State Block)」という、ノードでのデータ保持を効率化する方法を採用しています。

従来のブロックチェーンでは、ノードは、すべての取引履歴を持つ完全なブロックを保持する必要があり、ノードの負担が高くなるという問題がありました。

マイクロステートブロック方式では、ブロックチェーン上のあるチェックポイント以降のブロックのみを保持すればよく、ノードのストレージ容量や負担が大きく軽減されています。

また、ノードがすべての取引履歴を保持する必要がないため、ブロックチェーンへの参入障壁も低くなっています。

分散型アプリケーション(DApps)の開発が可能

IOSTは、「分散型アプリケーション(DApps)」の開発が可能なプラットフォームです。

DAppsは、従来の中央集権型のアプリケーションとは異なり、ブロックチェーン技術を基盤として分散管理を行います。

スマートコントラクトの開発言語(Javascript)

IOSTは、スマートコントラクトの開発言語として「Javascript」を採用しています。

JavascriptはWeb開発で最も一般的に使用されているプログラミング言語の一つであるため、分散型アプリケーション(Dapps)開発への参入障壁が低くなっています。

IOSTの価格推移

2021年1月頃まではIOSTの価格は低迷(1IOST = 1円未満)していましたが、直後の2021年4月や8月頃には、仮想通貨市場の成長と合わせて、強い価格上昇(1IOST ≒ 10円)が見られました。

その後は、2022年3月頃に再び価格上昇が見られたものの、2024年1月現在まで価格は下落傾向にあります。

そして、現在の価格は以下のとおりです。

IOSTを取り扱う国内の取引所(販売所)

IOSTを取り扱う国内の取引所(販売所)は以下の8つです。

IOSTを取り扱う国内の取引所(販売所)
  • Coincheck
  • OKCoinJapan
  • BITPOINT
  • CoinTrade
  • BitTrade
  • Binance Japan
  • DMM Bitcoin
  • FTX Japan

各取引所(販売所)の詳細については、以下記事で取りまとめております。

IOSTの買い方(Coincheck)

出典:Coincheck

Coincheck(コインチェック)は、マネックスグループ傘下のコインチェック株式会社が運営している国内最大級の仮想通貨取引所です。

直感的な操作が可能なアプリは、累計ダウンロード数が540万(国内No.1)を超えており、初心者からも絶大な人気を得ています。

「IOSTを簡単に、早く買いたい!」という方にピッタリの取引所と言えるでしょう。

これは単なる豆知識ですが、Coincheckは、IOSTの総流通枚数の約半数(100億IOST程度)を保有しています(ちょっとだけでいいから恵んでくれ〜)。

気になる方はIOSTSCANから、Coincheckのコールドウォレットのアドレス「lvvi2kp2t38」を検索!

IOSTの取扱形態

現物
(取引所)
現物
(販売所)
レバレッジ
(取引所)
レバレッジ
(販売所)
×⚪︎××

手数料

最小取引数量現物取引(販売所):500円相当額
取引手数料現物取引(販売所):無料(スプレッドあり)
送金手数料1 IOST

マネックスグループが運営する国内最大級の仮想通貨取引所

具体的な購入方法は以下の記事で取りまとめておりますので、参考にしてください。

IOSTに対応しているウォレット

IOSTに対応しているウォレットは以下の記事で取りまとめています。

IOST関連のコミュニティ

IOST関連のコミュニティのリンクは以下の記事で取りまとめています。

IOSTの課題と今後の展望

IOSTは、高いセキュリティと高速なトランザクション処理能力、分散型アプリケーション(Dapps)のサポート、独自のコンセンサスアルゴリズムなど、数々の魅力を備えた仮想通貨であり、大きな可能性を秘めています。

一方で、Dappsプラットフォームとしての採用率の低さや、認知度の低さが大きな課題です。

競争が激しいブロックチェーン業界において持続的に成長していくには、技術的な優位性はもちろんのこと、開発コミュニティの拡大や更なるユーザー数の獲得、そして、さまざまな企業との連携やパートナーシップの構築が必要となります。

これらの要素がうまく組み合わさることで、IOSTは仮想通貨市場の中でも確立した地位を築くことができると私は考えています。